長崎県の隠れた宝石である壱岐島(いきのしま)は、九州と対馬の間にひっそりと位置し、息を呑むような自然景観を提供しています。
しかし、同時に「やばい」「危険」という小さな噂もささやかれています。
何がこの静かな島に隠されているのか、そしてその噂にどれほどの真実があるのかを明らかにするために、私たちは徹底的に調査しました。
この島に関する謎めいた話題について!
単なる風の噂であっても、気になるものですよね?
壱岐島のやばい理由3つを紹介!
壱岐島に「やばい」「危険」というレッテルを貼る背景にはいくつかの要因があります。
以下に、特に注目すべき3つの要点を挙げてみましょう。
2、危険を孕んだエリアの存在
3、地元の住民さえ足を踏み入れない、不気味な場所が散在
「やばい」「危険」という言葉は多面的な意味を持ちます。
必ずしも悪い意味だけではないので、それぞれの要点についてさらに深堀りしてみましょう。
①神秘的なパワースポットが点在する
壱岐島はその神秘的なエネルギーで知られ、島全体がスピリチュアルな場と見なされています。
この島が持つ特別な雰囲気の背後には、数多くの神社が存在していることが関係していると言われています。
神社密度日本一ともいわれている #壱岐島 。神社庁に登録された #神社 だけでも150社。
その中でもかつて壱岐を統治していた平戸藩藩主が特別崇敬していた七社があります。
いまでも島ではお正月にその七社を時計回りに巡拝する習慣があります。#壱岐 #壱岐観光 pic.twitter.com/IHH4LuALrI— 壱岐リトリート 海里村上 by 温故知新 (@okcs_kairi_iki) January 7, 2023
壱岐島は、公式に認められた神社が150箇所もあり、さらに登録外の神社や小さな祠も合わせると約1000箇所にのぼります。
これにより、壱岐島は日本でも特に神社が多い地域として知られるようになりました。
しかし、なぜこの島にはこれほど多くの神社があるのでしょうか?
実は、この島は日本の古代史を記す「古事記」にも登場し、国づくりの神話に深く関わっています。
「古事記」によると、イザナミとイザナギという神々が創造した8つの島の中で、壱岐島は5番目に作られました。この島は、天と地を結ぶ重要な役割を担っていたため、神話においても非常に重要な位置を占めていました。そんな神話に深く根ざすこの島には、多くの神社が建てられているのです。
②危険を伴うエリアについての注意
壱岐島には、訪れる者にとって物理的な危険を伴う場所もあります。
写真を見ただけでも、心臓がバクバクするような恐ろしい場所がいくつか存在します。
鬼の足跡は壱岐島の西端にある牧埼先端に位置し、玄武岩の海蝕崖の絶壁上に開いた直径53m、周囲110mの大穴である。波蝕により発達した海蝕洞の先端部が陥没してできたと考えられている。一面に広がる草原と、そこにぽっかりと大穴が開いた美しい光景がシコれるポイント。(長崎県) pic.twitter.com/hGY6ESNawc
— シコれる地形bot (@landform_bot) August 15, 2021
たとえば、映画やドラマの緊迫したシーンに出てくるような巨大な穴や、息をのむ断崖絶壁などが島内に点在しています。
しかも、この一ヶ所だけではないんですよ。
【蛇ヶ谷】
高さ50mにも及ぶ海蝕作用によって作られた断崖。断崖絶壁度で言ったら今までで最強レベル!よくもまぁこんな地形になったものだ。もちろん注意書き等もありませんが、先端まで歩く事ができます。ちょっとした(?)冒険気分が味わえますよ。#辰ノ島#壱岐島 pic.twitter.com/blyvJYUf3G— JIN@たびびと (@JIN_ebosi) July 17, 2021
X(旧:ツイッター)に投稿された写真からは、その場所の危険性が感じられますね。
好奇心に駆られて近づく気持ちはわかりますが、ちょっとした不注意が大きな事故につながる可能性があります。
景色の美しさには惹かれますが、訪れる際は十分な注意が必要です。
③地元の住民さえ足を踏み入れない、不気味な場所が散在
壱岐島には、地元の住民ですら踏み入れを躊躇うほど不気味な心霊スポットが点在しています。
多くの人はこれをただの迷信だと片付けるかもしれませんが、実際には立ち入り禁止とされている場所もあり、その恐怖から地元の人々も近寄らないのです。
壱岐島のやばいで有名な心霊スポット3選
今回は、壱岐島にある特に有名で恐ろしい心霊スポット3箇所を紹介します。
これらの場所がなぜ避けられているのかを探ります。
それぞれ紹介します。
①剣の池
最初に紹介するのは、立ち入り禁止とされる「剣の池」です。
この湖は壱岐島の勝本港の北西、辰ノ島にあり、空から見ると剣の形をしていることからその名が付けられています。
この池には壱岐の古代王、カザハヤ王が宝を沈めたという伝説が残っています。
「剣の池」にはさまざまな伝承がありますが、中でも特に有名な3つの話があります。
・外国人の幽霊が現れ、見た者は数日内に亡くなるという話
・話す牛が出現するという伝説
引き込まれたという確かな証拠はありませんが、この湖で命を失ったとされる人もいるそうです。
地元の漁師たちもこの湖は避けて通ると言います。
立ち入り禁止区域であっても、完全に立入が制限されているわけではないので、もし訪れる場合は湖に入ることは避け、十分注意してください。
左京鼻
今回紹介するのは、「左京鼻」として知られる壮大な断崖絶壁です。
この地点は、その美しい自然の景色で名を馳せていますが、同時に悲しい理由で知られている場所でもあります。
それは、多くの人がここで自らの命を終わらせるために訪れるという事実です。
左京鼻(壱岐島/壱岐国壱岐郡/壱岐市)
爆优!!!壱岐が島であることを確信した。 pic.twitter.com/NMSaSSztc1— トムスタンティノス (@Tomstantinos) December 29, 2019
伝えられるところでは、この断崖に近づき過ぎた人は、幽霊に連れ去られるとも言われています。
特に夜は危険が伴うため、訪れるのは避けたほうが良いでしょう。
筒城浜海水浴場
次に、「筒城浜海水浴場」についてです。
一見普通の美しい海水浴場のようですが、ここには不穏な話があります。
本日の午後は壱岐島の筒城浜海水浴場で過ごしました。
海は透明度が高くコバルトブルーで超感動!‧˚*(¤̴̶̷́ॢω¤̴̶̷̀ॢ๑)₊. pic.twitter.com/oPfUdSEm— の✻ん✻だ✻く✻れ (@kazukoba0223) August 15, 2012
この場所では、海で遊んでいた人々が何者かによって海中へと引きずり込まれたという不幸な事件がありました。
伝承によれば、首のない少女の霊が関与しているとか。
何とかして脱出できた人もいますが、後にその場所を訪れると、少女がいた証拠とされる痕跡が残っていたそうです。
さらに、足を引きずり込まれた人の足には、少女の手形がはっきりと残っていたと言われています。
島の特性上、特に海沿いでは心霊現象が多く報告されています。
この地が神秘的でありながらも危険を孕んでいるため、多くの伝説や体験談が生まれ、恐れられているのでしょう。
これらの恐ろしい話を耳にすると、夜一人での外出も躊躇われます。
壱岐島での失踪事件は実際に起きた?
実際に壱岐島で起こった悲しい事件については、その背後には非常に残念な真実が存在します。
2023年3月20日に壱岐島の南西にある原島で、まだ17歳の若者の遺体が発見されたのです。彼は茨城県出身の希望に満ちた学生でした。
この島に関連する不思議な伝説と突然の死が融合し、特にSNSを通じて速やかに広まり、多くの人々の関心を集めました。
この不幸な若者は家庭の状況から離島での留学生活を送っており、彼の状況は複雑だったと言われています。
壱岐島というユニークな場所での留学中に発生した彼の失踪と死は、多くの注目を集めることとなりました。
家族との関係や留学先での虐待疑惑など、多くの憶測が飛び交いましたが、2024年1月現在でも真相は明らかになっていません。
警察の調査によれば、遺体の状況からして事件性は低いとされています。
しかし、17歳でこの世を去るというのは、何とも言えない悲しみを感じさせます。
彼の魂が平安に眠れることを願うばかりです。
この事件は、離島留学という夢が悲劇へと変わる最悪の形となり、本来神秘的で平和なはずの壱岐島のイメージを大きく損ねました。
心霊スポットがただの噂に過ぎないとしても、実際に発生した事件は深刻なものとして受け止める必要があります。
まとめ
壱岐島における危険とされる特徴をまとめてみました。
・至る所にある危険な崖や深い穴
・地元の人々も避ける恐ろしいスポット
・実際に起きた失踪事件
壱岐島の不気味な側面に焦点を当ててみたところ、この島が神話に彩られた神秘的な場所であることが明らかになりました。
普通では見られないほど多くの神社があり、一部には立ち入りが禁じられている地域も存在しています。
この記事では壱岐島の怖い部分にスポットを当てましたが、実際には美しい海に囲まれた魅力的な島でもあります。
恐怖のスポットだけでなく、楽しい観光地も多くありますので、偏った見方をせず、その両面を理解してください。
この情報が、楽しく安全に島を満喫するための参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。