安倍晋三元首相の事件について、奈良県立医科大学附属病院の記者会見で救命処置の際に輸血100単位以上が行われました。
SNSでは、「輸血100単位ってどれくらい?」の声が。
そこで、輸血100単位の量はどのくらいなのか調べてみました。
また、なんらかの出来事で大量出血して心配停止した際、輸血で助かる確率も調査しました!
『この記事の内容』
- SNSの声まとめ
- 輸血100単位の量どれくらい?
- 心肺停止した際輸血で助かる確率は?
輸血100単位についてSNSの声まとめ
安倍晋三元首相の応急処置について、奈良県立医科大学附属病院が記者会見を行いました。
担当した救急医学の福島英賢教授より、4時間半にわたる心配蘇生をしたが、かなり厳しい状態だったとのこと。
そこで輸血100単位以上の大量輸血を行なったとのことです。
これに対して、SNSでは「輸血100単位は無駄」「適切な医療を提供できなくなる医療機関が出てくるのでは?」との声が。
輸血100単位の量どれくらい?
輸血100単位は20Lです。
20Lって、50人分の400ml献血だそうです。
輸血1単位は200ml。
200(ml)× 100(単位)= 20,000(ml)
20,000mlをLに直すと、20L。
人は30%の血液を失うと生命が危険な状態となるということを聞いたことがあります。
心肺停止した際輸血で助かる確率は?
大量出血などで心肺停止した際輸血で助かる確率は、調べたところデータはなかったので不明です。
予想ですが、あまり心肺停止した時に輸血で助かった事例は聞かないので1〜10%未満とか極めて低いと思います。
もちろん輸血のみならず、いろんな処置を施して奇跡的に助かった事例はあります。↓
「鈍的脾損傷による外傷性心停止後に短期間で社会復帰し得た 1例」
まとめ
輸血100単位の量は20L。
心肺停止した際輸血で助かる確率は、データがなく不明。
あまり助かった事例を聞かないのでごく僅かだと思います。
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